こんにちは、さちこです!
モンテッソーリ教師の資格を取得した後、実務経験を積むために保育園や幼稚園の求人を探してみると、「必須資格:保育士または幼稚園教諭」と指定しているところがほとんどだったため一念発起して保育士資格を取得しました。
独学で、勉強に費やした期間はおよそ3か月です!
私が保育士試験を受験する際、
「絶対落ちたくない!でもあまりお金はかけたくない!」(笑)
と思い、練りに練った戦略があるので、紹介していきたいと思います。
今後保育士試験を受ける方のお役に立てたらうれしいです。
実施スケジュール
本題に入る前に、まずは試験のスケジュールを確認していきましょう。保育士試験は例年、前期と後期の2回実施されています。
※神奈川県や大阪府などでは地域限定保育士試験と呼ばれる試験も実施されていますが、この記事では前期試験と後期試験のみを対象にしています。
実施スケジュールは以下の通りです。
項目 | 前期試験 | 後期試験 |
---|---|---|
手引き取り寄せ | 1月 | 7月 |
願書提出 | 1月 | 7月 |
筆記試験 | 4月 | 10月 |
合格発表 | 5月 | 11月 |
実技試験 | 6月 | 12月 |
最終合格発表 | 7月 | 1月 |
ここでは、前期試験が1月から7月にかけて、後期試験が7月から翌年1月にかけて行われるということが把握できればOKです。
目次(クリックしてジャンプ)
合格のためにすること
では、本題に入っていきましょう!
短期集中、そしてコスト削減で保育士試験に合格するための方法をお伝えしていきます。
実技試験に関しては、ひとりひとりのスキルや経験値によって、練習の量や内容がまったく変わってくるので、今回の記事では筆記試験にフォーカスしてお話します!
また、願書提出から筆記試験までは3カ月(12週間)と仮定しています。
①手引きを申請して願書を提出(前期1月・後期7月)
まずは、手引きを申請し、願書を提出しましょう。
短期集中型なのでここではまだ勉強を始めません。(笑)
というよりこの段階では手引きの申請と願書の提出に全集中しましょう。
保育士試験で忘れがちなことの記事でも書きましたが
【うっかりさんへ】保育士試験で忘れがちなもの&こと
手引きの申請と願書の提出は期間も短く、忘れる人が多いので本当に要注意です。勉強する、受験する以前に、申し込みができなければ意味がないですよね。
②前回試験の問題を解いてみる(第1週)
願書を提出したら1週間以内に、何も勉強していない状態で一旦過去問を解いてみましょう。
教科ごとに何日かに分けて解いてもOKです。ただし時間はきっちり計りましょう。
過去問は保育士養成協会のWebサイトに掲載されています。
保育士試験の問題は一般常識でも解けるものが意外とたくさんあるので、
「これならがんばればいけるかも!」
という気持ちになれるはずです。そして、初回の点数は今後の指標にもなります。
点数が上がれば自分の成長を感じることができるね!
③参考書を買う(第2週)
過去問を解いたら、いよいよ参考書を買いに行きましょう!
ここで間違ってもユー〇ャンなどの通信講座には申し込まないでください。
我々が目指しているのは、短期集中・コスト削減での合格です。
3~5万円の通信講座(教材)は選択肢に入りません。
必要なものは
- 「これ1冊」系の教科書 1冊
- 一問一答集 1冊
- 4回分の予想問題集
以上です。
1冊 3,000円程度なので、1万円くらいあれば揃えられるのではないかと思います。
私は見やすさ・読みやすさ重視で以下の3冊を購入しました。
ここで注意していただきたいのは、受験する回に対応したものを買うことです。
コスト削減のために、メルカリやヤフオク、知人から譲ってもらうという手段をとることもできますが、その場合データが古かったり、法改正に対応していなかったりします。
ここはケチらずに新しいもの(受験する回に対応しているもの)を購入したほうが良いです!
④参考書を読み、1問1答を解く(第2週~第4週)
参考書が手元に準備できたら、ついに勉強スタートです。
2週目から4週目までの2週間で参考書を最初から最後まで読み込み、1問1答の問題集もすべて解いていきます。
覚えることが多いのでなかなか大変な時期ですが、
- 暗記カードをつくる
- 自分なりにノートにまとめる
- 要点をまとめた紙を家中の壁に貼る
などなど、自分に合った勉強法を探して、知識を頭に詰め込んでいきましょう!
この時期が1番きついです。
⑤YouTubeやブログを見る(第2週~試験まで)
「受験は団体戦」という言葉もある通り、仲間やサポーターがいると心強いものですよね!
自分で参考書と向き合って勉強しつつ、YouTubeやブログなどで情報をゲットしていくのがおすすめです!
個人的に大変お世話になったYouTubeとブログを紹介します!
おすすめブログ:保育士試験合格応援ブログ
おすすめYouTube:ほいくんの保育士チャンネル
インターネットがある時代に生まれてよかった~!
Instagram やTwitterも仲間探しや情報集めに使えるのですが、ついつい勉強とは関係ないものを見てしまうので(笑)、私はできるだけ見ないようにしていました!
⑥模試をやってみる(第5週~11週)
基本知識のインプットを終わらせたら、5週目からは隔週で模試を行います。
4回分の予想問題があるので、5、7、9、11週目の土日にできると良いと思います。
模試をするときのポイントは
- 本番と同じスケジュールで行う
- あいまいな知識をそのままにしない
- 長丁場の試験を乗り越える自分に合った方法を見つける
- 休憩時間の使い方を練習する
- 添削、やり直しに時間をかける
といったところです。
本番のつもりで模試に取り組み、間違えた問題や知らなかった知識を確認していきましょう!
5週目から11週目まではひたすら
模試 → しっかり時間をかけてやり直し → 知識を増やす
の繰り返しです!
⑦前日追い込み(第12週)
試験前日は最後の追い込みです。
この前日の不安な時に新しい情報が出てくると
「うわ~!こんなの知らない!やばい!」
と焦りが募ってしまうので、今までの模試を振り返ったり、1問1答をもう一度解いたり、自分の不安が解消できそうなことするのがおすすめです。
そして何より早めに寝ましょう!
⑧受験して自己採点をする
2日間の試験で全力を出し切った後は、自己採点をしましょう!
正式な回答が出るのは約1か月後になりますが、通信講座各社のWebサイトやTwitterで解答速報が出回っているので参考にするのが良いと思います。
ここで合格ラインを越えていれば実技試験の準備に取り掛かります!!
実技試験の合格率は80%とかなり高いのであまり心配せず、でも確実に対策しましょう。
まとめ
ということで今回は短期集中・コスト削減で保育士試験に合格する方法についてお話ししました。
このロードマップがお役に立てたらうれしいです。