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ドーナツ枕とは
ドーナツ枕とはその名の通りドーナツ型の枕のことで、子どもの絶壁防止のために使わることが多いアイテムです。
上の写真のものは飛行機に乗るときに使うネックピローのような形をしていますが、王冠の形をしたものや雲の形をしたものなど様々なタイプの商品があります。
子どもが生まれた知り合いの家に遊びに行くとかなりの確率でこのドーナツ枕を見かけます。
みんな「子どもが絶壁になったらかわいそうだから」という理由で使っているのですが、実はドーナツ枕には危険が潜んでいます。
ということで今回はドーナツ枕のデメリットについてお話しします!
参考になったらうれしいです!
ドーナツ枕のデメリットとは?
ドーナツ枕のデメリットは主にふたつあります。
まずは首が固定されてしまうということです。
ドーナツ枕は絶壁防止のために中央部分がくぼんだ独特な構造になっています。
頭をカパッとはめ込んで固定されている状態なので顔を左右に動かすことができません。
自然に首を動かすことによる運動機能の発達が妨げられてしまいますし、ミルクを履き戻してしまった場合に喉に詰まるという危険性もあります。
もう一つのデメリットが眠りを妨げるということです。
大人でも、旅先で枕が合わず、睡眠不足になってしまうことありますよね。
赤ちゃんも同じです。
そもそも、SIDSの危険性などもあることから赤ちゃんに枕は必要ないと言われています。
ドーナツ枕の商品レビューを見てみると
よっぽど眠いときじゃないとドーナツ枕では寝てくれません
寝てる間にドーナツ枕に変えたらギャン泣きでした
といったコメントもちらほら。
わざわざ必要のないものを使って、赤ちゃんに不快な思いをさせたくはないですね。
絶壁防止のためにできること
ドーナツ枕の否定ばかりしていると
「そんなこといって、うちの子が絶壁になったらどうしてくれるんだ!」
という声が聞こえてきそうなので、ドーナツ型枕以外の絶壁対策をご紹介します!
絶壁防止のためにできること、それは
こまめに頭の向きを変える
これに尽きます。
特別な方法や画期的なアイテムではありませんが、これが最善策です。
(そもそもドーナツ枕が絶壁防止の役に立つという明確なデータはありません。)
正面を向いて寝る子の場合は、長時間後頭部に重力がかからないよう、顔の向きを変えたり、タオルなどで調節して体全体を傾けてあげたりできます。
横向きに寝る癖がある子で、例えば、いつも右ばかり向いて寝ているような場合、起きているときに左方向に注目するような動きをたくさんさせてあげましょう。
授乳の際に逆方向を向かせるように意識するのもおすすめです。
まとめ
ということで、今回はドーナツ枕のデメリットについてお伝えしました。
色々な事情や思いがあるとは思いますが、基本的に、ドーナツ枕を使うのはおおすすめしません。
ドーナツ型枕以外にも使うべきでないベビー用品をまとめているので興味のある方はチェックしてみてください。
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